遠隔教育に関するEnviroComp Institute のミッションステートメント

1990年代の半ばから、EnviroComp Institute のメンバーは学部、大学院レベルの遠隔教育(DE)、遠隔学習(RL)の問題と、インターネット革命のもたらす機会について議論、調査を重ねて来ました。我々はDEとRLは高等教育(特に科学技術に関する教育)を特に発展途上国でより多くの人に広めるための最上の手段だと考えています。

我々の将来へのビジョンは、学生に次の2つの選択肢があるような世界の実現です。1)大学のキャンパス、教室で行なわれ、この選択肢の提供する全ての人的、文化的交流(それとこれに伴う費用)のある伝統的な教育。2)コースを教えること、交流、テスト、卒業の全てがインターネット上で非常に安価に提供される代替的DE/RL。発展途上国での経済的に制限の多い学生には2番目のアプローチがとりわけ適し、利点があります。実際、我々のビジョンで描くのは、行く行くは「全ての」DE/RL教育がインターネット上で「無料で」行なわれるようなシステムです!

EnviroComp Institute が狙っているは、環境科学を元としてこのDE/RLシステムの試作品を開発することです。我々の目標は経済的な援助と、ボランティアの支援(例えば、教育者の方の時間の供出)をいただいて環境科学(例えば大気物理学と化学、統計学的データ解析、環境工学、地表と地下の水文地質学、地球科学など)に関するコースを開発することです。これが出来れば、この試作品はこの概念をその他の科学、工学分野、そしてその後は科学以外の分野に拡大するために使用します。